中古パチスロ機の処分する方法 | ゴミ捨て場に捨てるのは違法なので注意

今回は中古パチスロ機の処分方法についてご紹介していきます。

大のパチスロ好きの方なら一度は考えたことがある「家に置くスロット実機」。お家時間が増えている昨今では「家スロ」を楽しみたいという需要も高まってきています。

そんなパチスロ実機ですが、購入することがあれば捨てる機会もでてくるもの。

特に引っ越しなどを機に、家に置いてある実機を捨てたいと考える方も多いことでしょう。

しかし、重さ数十キロはあるパチスロ台を処分しようとした時、その方法に悩んでしまいますよね。

単に家のゴミ捨て場に出すのは市の条例などで禁止されている場合がほとんど。

本記事では、使わなくなったパチスロ実機の間違った処分による違法性や処罰内容の確認、そしてパチスロ台の処分方法の種類とそのオススメについてご紹介していきます。

中古パチスロ台の処分に困っている方はぜひご覧ください。

中古パチスロ機をゴミ捨て場に捨てるのは違法

出典：Photo AC

中古のパチンコ台やパチスロ台をゴミ捨て場に捨てることは、自治体が許可していない限り違法となる可能性が高いです。

なぜなら、自治体が認めていないごみを出す事は不法投棄と同じ扱いだから。

山奥に古タイヤや家具といった粗大ごみを捨てることと同じ不法投棄となるのです。

粗大ごみとして扱えるかは自治体次第ではありますが、ほとんどの自治体は粗大ごみとしても扱っていない可能性が高いでしょう。

パチスロ台をゴミ捨て場に捨てると逮捕・処罰される？

仮に粗大ごみとして出すことが許されていない市町村で、パチスロ台を捨てたとして、それが警察の耳に入った場合、不法投棄の罪で逮捕・処罰される可能性があります。

不法投棄には「5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金・またはこれの併科」という処罰が科せられます。

最悪「刑務所行き」という、なかなかにエグい罰を受けることになるため、パチスロ台の処分方法については慎重に確認するのが得策。きちんと住まいの自治体に相談して対応していきましょう。

不法投棄することで起こり得る弊害

認められていない市町村でパチスロ実機をごみ捨て場に捨てる行為は「不法投棄」で違法です。

不法投棄をすることで以下のような弊害が起こる可能性があります。

• 逮捕・処罰を受ける
• マンション・アパートから追い出される
• 近隣の住民から嫌われる

逮捕・処罰に関しては前述した通りで、懲役や罰金が科せられる可能性があります。

マンションやアパートなどの集合住宅に住む人の場合、管理人や管理会社の目に留まると、部屋から追い出されることも考えられます。

また、処罰を受けた噂が広がった場合に、近所の住民から白い目で見られたり、根も葉もない噂をされたりし、最悪嫌がらせを受けるといった2次被害に遭う可能性も否めません。

たかがゴミ一つの処理を誤るだけで、経済的にも社会的にも痛い目を見ることになりかねません。

これらを踏まえるとやはり、パチスロ台のゴミ処理は慎重に行っていきたいものです。

中古パチスロ機を処分する５つの方法

出典：Photo AC

パチスロ実機の処分は慎重に行わなければならないと分かったところで、続いては、中古パチスロ機を処分する方法についてご紹介していきます。

今回ご紹介するのは次の５つの方法。

1. 粗大ゴミとして処分
2. 専門業者にて有料で引取り
3. リサイクルショップで買取り
4. フリマアプリ・オークションで売却
5. パチスロ機専門ショップにて引取り

順番に解説しますので、それぞれ掛かる費用やメリット・デメリットを確認して頂き、ぜひ自身に合った方法を選択してみてください。

１・有料の粗大ゴミとして処分

粗大ゴミとして家のゴミ捨て場に捨てるのがもっとも簡単な方法です。

少ない費用で簡単に実機を処分できるため、この方法が理想ではありますが、粗大ゴミとして扱ってくれるかは住んでいる自治体次第。

実際のところ、パチスロ台を粗大ゴミとして扱ってくれる自治体は少なく、大概は産業廃棄物業者を紹介されたりすることがほとんどです。

粗大ゴミとして扱われないのにも関わらず、無視してゴミ置き場に出してしまった際は、前述した通り処罰を受ける可能性があるため絶対にオススメできません。

自分の住む地域が、パチスロ台を粗大ゴミとして回収してくれるかは、事前に役場などへ問い合わせするようにしましょう。

２・専門業者に有料で引き取って貰う

それぞれの地域で営業する産廃（産業廃棄物）業者に回収を依頼する方法。

廃棄したい物が何であれ、ほとんどの物が回収可能で、必ず処理してもらえるのがメリットです。

また自宅にいれば業者が回収しに来てくれるうえ、トラックへの積み込み作業もやってくれたりと、処分が楽である点も評価できるポイントです。

その代わり、引き取りにかかる料金が高額になってしまうのが難点。

パチスロ機に関しては1万円前後の費用が発生する可能性があることは覚悟しておきましょう。

お金が掛かってもよいので、大きな粗大ごみを早く手放して楽になりたいという方にはおすすめな処分方法です。

３・リサイクルショップで引き取って貰う

近所にあるリサイクルショップなどで引き取ってもらう方法。

これも手軽ですぐにできる処分方法ではあるのがメリットです。ただ、いくつかの注意点もあるので確認しておきましょう。

電化製品は分解して部品としても売れる可能性があるため、壊れた電化製品でも引き取ってもらえます。ただしリサイクルショップでは例外もあり、場合によっては引き取りを拒否される可能性があります。

例えば、分解が難しい機械や物として売れない可能性が高い製品。また、値段が付かない物は、引きとるだけでお店の損になることになってしまいます。採算の取れないと判断した物については、引取ってもらえない可能性が少なからずあるのです。

リサイクルショップでの引取りを選択するのなら、まずはお店に連絡してパチスロ実機の引取が可能かを確認してからお店に運ぶのが賢い選択と言えるでしょう。

４・フリマアプリ・オークションサイトで引き取って貰う

フリーマーケットアプリやオークションサイトへの出品し売却するという処分方法。近年急速に普及しているWEBサービスを使っての売却は、実機処分のひとつの方法としてポピュラーになりました。

有名なフリマアプリ・オークションサイトには次のようなサービスが挙げられます。

• ジモティー
• ヤフーオークション
• メルカリ
• ラクマ

フリマアプリ・オークションを利用するメリットとしては、機種によっては実機の売却で利益が出ることがある点。

ゴミと思っていた物が売れてお金になるのは嬉しい限りです。ただしそこまで過度な期待をするのは厳禁。

高く売れるパチスロ実機というのは、現役でホール稼働している+人気機種といったように条件・敷居が高い台のみなのです。

パチスロ4号機などは人気台であってもホールで活躍中の現役機種ではないため、大きな利益が出るほどの売上にはならないことも多いです。

デメリットとしては出品や購入者とのやり取りといった手間がかかること。

そのほか、買取り手が見つからず、処分するのに何ヶ月もかかってしまうといった、在庫を抱えるリスクがつきまとうのもデメリットです。

「一刻も早く手放したい」「面倒な作業を増やしたくない」という方には不向きな方法といえます。

５・パチスロ機専門ショップで引き取って貰う

パチスロ実機の中古販売店・サイトが運営する、実機の回収サービス。

パチスロ実機の専門とあって、手厚いサービスがあります。

例えば中古実機販売サービスを展開する「A-SLOT」の場合、回収拠点への直接の持ち込みの場合、完全無料での引き取りとなっていて、タダで粗大ゴミを処分できるのがメリットです。

回収に来てもらう場合も、梱包用ダンボールを自分で用意する際には料金が割安になるなど、サービスによって細かく料金が設定されているのも魅力です。

また、ホール現役かつ人気の機種である場合は高価買取してくれる可能性も。その場合、フリマアプリやオークションサイトへの出品作業といった手間も掛からない点が高評価です。

このようにメリットが多い専門店での回収は一度検討してみるのがよいでしょう。

「A-SLOT」では以下のような高価での買取実績もあるようですので、5号機撤去の前に人気機種を売却してお小遣い稼ぎするのも賢いやり方です。

まとめ

出典：Photo AC

今回は中古パチスロ機の処分方法のご紹介から、ゴミ捨てに関する違法性についても解説していきました。

最後に本記事の内容をまとめると以下の通りです。

• パチスロ実機を粗大ゴミとして出せる自治体は少ない
• 粗大ゴミとして扱われないゴミを捨てると不法投棄で違法
• 懲役・罰金が科せられるので注意
• 早く処分したい人は産廃業者へ
• ただし料金が高くなる点に注意
• 機種によっては高く売れるためパチスロ専門店への相談はおすすめ

中古のパチスロ実機の処分に対するアプローチはご覧のように様々な方法があります。

時間があるのであれば、フリマアプリへの出品や、パチスロ専門店での買取・回収のどちらかがおすすめです。

ですが、常に時間がある人ばかりではないですし、手っ取り早い方法（産廃業者）を選択するのもひとつの手です。

ぜひ本記事で各処分方法のメリット・デメリットを確認していただき、時間とお金の状況を考えながら、自身にとって一番の選択をして頂ければと思います。